カービィのエアライドの思い出
【はじめに】
そもそも「プレイしたことがある人向け」の記事です。
未プレイの方は「なにそれ?知らな」としか思わないと思います。
【なんで書こうとしたか】
Youtubeで動画を見てたら文章を書きたい欲求に襲われました。
18年前のゲームですが、中学高校大学とちょこちょこパーティーゲームとして楽しんでいたので思い出深いゲームです。
あと言わずと知れた神ゲーです。
近年ではスイッチでのリメイクも噂されているので、ここらで自分の思い入れを文章に残しておこうと思った次第です。
それではこの神BGMを聴きながらいきましょう。
【購入の経緯】
発売が2003年なので自分が中学生くらいのころですね。
当時は月に1回の頻度で、持病の治療の為に隣町の耳鼻科に親父の車で通っていました。(今は完治済)
んで、その耳鼻科の隣に大きいパチンコ屋がありまして、僕を病院に降ろすとウチの親父が打ちに行くんです。
病院が終わっても連チャンしていることもありました。
そういう時は、パチ屋に入って親父から車のキーを受け取って車の中でゲームボーイアドバンスとかして時間を潰すわけです。
んである時、いつも通り車のキーを受け取りに行ったら店の真ん中に千両箱みたいなのが置かれてました。
で、親父を見つけて確認すると背面に詰まれる銀玉の山。
マジで人が通れないくらい大勝ちしていました。
当時の自分は中学生とかなので、その状況を理解できていませんでしたが、なんとなく時間かかりそうだなと思いました。
何時に帰れるのかを確認しても
「ワリィ…ワガンネェ…」
としか言わないので結局、3時間くらい放置児童をかまされました。
※うちの親父は極度の口下手の為、単語でしか喋れません。
完全に日も暮れた頃にホクホクで親父が帰ってきまして
「オミヤゲ・・・」
とゲームソフトらしきものを投げつけてきました。
※うちの親父は土人を極めているので、物を渡すときは基本的に投げつけます。
このカスみたいな出会い方で私はこの神ゲーと出会いました。
【エアライドと中学時代】
カスみたいな出会い方をしましたが、エアライドは私の地元のゲーマーに絶大な影響を与えます。
特に2003年頃と言えば、スマブラDX全盛期。
部活動が終わったら友達の家に集まって、コントローラーを持ち寄ってファルコンパンチ。
この流れは野球部から美術部までの常識でした。
この時代に学生をしていた方は
「家で遊ぼう」=「スマブラしよう」
で通じるはずです。
そんなスマブラ全盛期、田舎の土人が銀玉の山から発掘したエアライドはその常識をひっくり返します。
何故、うちの地元でスマブラ市場をエアライドが覆すことができたのかというと
操作を覚えるのが死ぬほど簡単だった
これにつきます。
スマブラはオタクからヤンキーまでやっていましたが
普段、ゲームをしない「着崩した学ランにくわえタバコをしてママチャリで登校するヤンキー」でも簡単に操作を覚えられました。
極論、オープニング映像を見たらもう操作方法を覚えられます
んでそのオープニング映像がこちら。
ね?簡単でしょ?
そんなこんなで「スマブラの休憩にエアライドしようぜ!」の流れが出来上がりました。
でそれが徐々に
↓
「もうエアライドだけしてようぜ!」
ってなりました。
全国的には珍しいと思いますが、僕の地元ではスマブラよりエアライドの方が普及率が高かったです。
部活終了の13時に佐藤君の家に集まって18時まで無限にシティトライアルをこなしていました。
さてこの辺でBGMを変えましょう。
エアライドと言えばコレが流れることも多いです。
一番好きなステージでした。
【エアライドと大学時代】
片田舎を出まして仙台で大学生活を送ることになった私ですが、そこでもエアライドは大活躍します。
私は男子寮に住んでいたのですが、幸いにも友人に恵まれまして、毎晩ゲームや麻雀をして過ごしていました。
その時にもエアライドは大活躍。
たまたまですが「自称やりこみ勢」も多く、けっこう深めの対戦ができました。
中学時代は味わえなかった
「頑張って作ったハイドラがデビルスター3台に全力で破壊される」
「バケモノみたいにウエライドが上手なヤツに出会う」
みたいな「やりこみ」前提のプレイに出会えたのが楽しかったです。
操作方法がAボタンとスティックだけなのに運ゲーじゃなくてちゃんと技術と知識でプレイに優劣が出るって凄い。
と、感じながらやっていました。
特に覚えてるのが部室に持ち込んでワイワイやってた時に
「あ~それ弟とやってました~」って混ざってきた後輩の女の子とエアライド10先したことです。
マジで1回も勝てませんでした。
舐めプでレックスウィリーとか使ってる場合じゃねえ!!
と思ってガチ機体に変えましたがその後も全く歯が立ちませんでした。
本人に意識していることなどを聞いてみましたが、
特に意識していることなどは無く、マジで感覚だけでやっていたようです。
さっき技術と知識でプレイに差が出ると書きましたが、嘘です。
エアライドは「なんとなく」でも勝てます。
操作がシンプルゆえにこういった「感覚勢」でも全然勝てるんですね。
それがまた面白い。
その後はスト4にハマりましてあまりやらなくなりました。
クリアチェッカーはほぼ全部埋めたと思ってます。
それでもたまにやりたくなると、プレイ動画とかを見ています。
今はそんな感じの付き合いで、スイッチでの続編が登場することをワクワクするおじさんと化してます。
さて最後の項目です。
【私の好きなエアライドマシンTOP5】
ぶっちゃけコレが書きたかったから書いたようなもんです。
さっそく神BGMを聴きながらいきましょう
5位『スリックスター』
主にエアライドモードで使用していました。
「プッシュ時に減速しない」というメリットにもデメリットにもなりうる尖った性能。
それゆえに操作が激ムズという玄人マシンです。
スチールオーガンとかコイツの為に用意されたステージだと思ってます。
コーナーでプッシュが上手に決まった時の脳汁は計り知れません。
余談ですがこのゲームはある程度進めると裏曲というBGM差し替えを出来るようになります。
で、裏曲の大半は過去作のBGMなんですがスチールオーガンの裏曲が「メタナイトの逆襲」なんです。あれは最高でしたね。
4位『ハイドラ』
シティトライアル限定の伝説のエアライドマシン。
最高速度と攻撃力がブチ抜けて高く、こいつを完成させると自動的に1vs3の構図が完成します。
スタジアムは弱いので、ハイドラを完成させたら他のプレイヤーのマシンを破壊しにいかなければなりません。
パーティーゲームにおける「絶対悪」のようなポジションは自分の好みでした。
あと単純に他の友人が手塩にかけて育てたマシンをコイツで一撃で破壊するのが最高に気持ちよかったです。
3位『デビルスター』
これもシティトライアルで使用。
私は他の人のマシンを破壊することが大好きです。
このマシン最大の脳汁ポイントは「伝説のエアライドマシンを破壊できる」ことです。
攻撃力とスピードを上手に育てると、ハイドラだろうが破壊できます。
それくらいブチ抜けた攻撃力。名前の通り悪魔のマシンです。
2位『ルインズスター』
エアライド、シティトライアル両方でよく使っていました。
サルでも使えるシンプルな性能、ボタンを押すと止まる!ボタンを離すと進む!以上だ!
シティトライアルで旋回性能と最高速と加速を上げまくったルインズを育てると、ボタンを離すと光の速度になるレーザーが完成するので最高でした。
体感ですが人気が無いマシンです。楽しいのに。
1位『ジェットスター』
エアライド、シティトライアルどちらでも使用していました。
まず見た目がカッコいい!!!!!!
ジャンプ台等で空中に出た瞬間に文字通り爆速でカッ飛んで空に消えていきます。
対空時間は短いのでジャンプして着地を繰り返して使います。
ジャスト着地すると少し地上でも加速してくれます。
これが意外と難しくて、何気にやり込みの要素もあったのが楽しかったです。
ちなみにライバルは性能が似ているコイツです。
コイツには負けたくなかった。
【最後に】
マジでちょっとした記事を書こうとしたのですが、結果的にクソ長くなってしまいました。
スイッチでの発売を楽しみに待とうかなと思います。