闘将平山男

仙台でゲーセン通いとバンドに没頭していた不届き者。今は青森に住んでいます。

バイオヘルシーの浅い話②

先日の禁止カードご来場いただいた皆々様方、まことにありがとうございました。初の俺様主催とのことでいろいろと不手際もあったかと思いますが非常に良いイベントになったのではないかと思っております。正直、あんなに来てくれると思ってませんでした。入口付近までゴチャっててマジでビビった。

 

まぁ挨拶もそこそこにバイオヘルシーの話の続きです。

 

あれは小学五年生の頃の家庭科の授業での出来事でした。

「5人グループで卵料理を作って食べる」

というクソほど大雑把な授業がありまして。もちろん我々チームBH(バイオヘルシー)は五人グループを作って卵を持ち寄り授業に臨みました。我々が作ったのはオムレツ、そしてソース担当になったのがリョウ君とマコト君でした。

 

オムレツはまぁ無難に良い形のものを五つ作ることが出来まして。さてさてソースの出番です。彼らが作っていたのはまぁ普通のケチャップソースでした。それを五つあるうちのオムレツの四つにだけ掛けましてここで計ったようにイトウ君が「あれ、4つしかないよ。」と突っ込みました。すると

 

リョウ君「イトウのだけ特別なのを作る」

と言ってまこと君がポケットから取り出したのが

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これでした。

いま思えば小学生とはなんと残酷なのでしょうか。シャボン玉の原液だよ。どうやって食えってんだよ。

イトウ君の顔面は真っ青です。「やめて!死んじゃう!」と阿鼻叫喚する彼をよそに油を熱したフライパンにケチャップと醤油を大量に投入。いい臭いがしてきたところにこいつを大量に投入。教室に漂う化学薬品の臭い、でも他の皆はキッチンハイターで掃除をしているから気付かないんだなこれが。

 

ものの2分で劇薬が完成しオムレツにかけるのはあまりにも酷だとのことで元の容器にソースを戻し。イトウ君はプレーンのオムレツをもぞもぞ食って教室に帰りました。

 

この日、生まれた地獄調味料に我々は「バイオヘルシー」と名付け、我らの団の最終兵器として保持することになりました。

ちなみに何故バイオヘルシーという名前かと言いますと当時流行っていたバイオハザード2のスタート画面でスタートボタンを押すと「バイオ!ハザード!2ぅぅぅ~」という掛け声が出たのですがそれが小学生の耳には「バイオヘルシー」に聞こえたからとのことです。

 

さてこんな調子で誕生したバイオヘルシーはこの原液を元に3つの事件を起こします。ざっと予告すると

①バイオ金魚の錬成

②恐怖!バイオヘルシーみそ登場!

③グッバイバイオヘルシー

 

の三本です。